2014年1月31日金曜日

親子コミュニケーションサポート「かみさま との やくそく」 上映会&シェアタイムを予定しております♪

前のコンブリオ通信で、胎内記憶研究の第一人者として知られている、産婦人科池川先生の著書『子どもは親を選んで生まれてくる』をご紹介いたしましたが、この度、この体内記憶と子育て実践をテーマにしたドキュメンタリー映画が公開されました。


誰もがかけがえのない存在であること、
誰もが決してひとりぼっちではないこと、
そして、どれだけ子どもは親を愛しているのかをお伝えしたいと考え、コンブリオでは会員向け内部上映会の準備を進めています。

詳細につきましては、後日お知らせいたしますので、楽しみにお待ちください。



参考:  映画   「かみさまとのやくそく」上映時間114
         公式サイト http://norio-ogikubo.info
          日時  3月30日(日)10:20〜12:45 予定
    場所   かふぇ&ほーるwith (杉並区荻窪3-46-13/荻窪駅徒歩8分) 予定
          収容人数35人程度のミニミニシアターです。

 

2011年3月7日月曜日

第4回 ~ソーシャルストーリ−ズから学ぶ子どものかかわり方〜 報告

母と子のコミュニケーションサポート第4回「ソーシャルストーリ−ズから学ぶ子どものかかわり方」が終了いたしました。

今回は、ソーシャルストーリーズを使用して、お子様に安心感を与えるコミュニケーションについてポイントをお伝えしながら、自分と他の人の感じ方の違いをゲーム感覚で感ることで思い込みを外すヒントにしていただいたり、実際に簡単なソーシャルストーリーも作成していただきました。

このソーシャルストーリーズですが、目にみえない社会のルールーや対人関係における暗黙の了解についてなどを説明するもので、行動の変容目的には使用しないというルールがあります。もちろん「〜しない」とか「こうしなさい」とか、これに類似する表現はしません。


でも、このソーシャルストーリーズ、実際やってみると、結構難しいのです。
子どもの”なぜ・なに”に答えるような説明が必要になりますので、思い込みを外して、子どもがどう感じているのかを正確に把握していないと書く事ができないことも多いのです。なんとなくではなく明確に表現しますから、作成者のソーシャルスキルが問われます。保護者の皆さんにとってはお子様理解の良いトレーニングになります。


さて、参加したみなさんの意見ですが、「どうしても ”こうしなさい” "ああしなさい"」になってしまうとのことでした。
そうです、ここがスタート地点です。地道にコツコツと、良いところ出来たことを記録するストーリーや手順について説明するストーリーを作成するところから初めて、お子様の困った場面で”安心して大丈夫”であることを説明できるストーリーを作成することを目標にすると良いでしょう。


それでは、お子様に安心感を与えるヒントを下にUPしておきます。
ご興味のある方はお声がけ下さいね。


お子様に安心感を与えるポイント
○ 思い込みに注意しながら、お子様が物事をどう見えているのか理解してみましょう。
○ お子様のフラストレーションの根底に着目してみましょう。 
○ 慌てず焦らず、こちらがいつも応援者であることがお子様に伝わるようにしてみましょう。 
○ ポジティブな表現を使いながら、「会話の迷子」にならない順序で話をしてみましょう。


ご参加いだだきました皆様ありがとうございました。

2011年2月14日月曜日

「ソーシャルストーリーズから学ぶ子どもへのかかわり方」ワークショップ実施のご案内

第4回 母と子のコミュニケーションサポートのお知らせです。
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今回のテーマは、「ソーシャルストーリーズから学ぶ子どもへのかかわり方」ワークショップです。
ソーシャルストリーズとは、機能の高い自閉症スペクトラムの人達の、対人関係の理解や暗黙の了解など、目に見えない社会ルールを短いストーリーにして視覚情報を用いながら伝える教育技術です。特徴としては、自尊心を高めながら主体的に適切な行動を取ろうとする意欲を高める効果があげられます。
(いわゆる’SST’とは異なります。)

このソーシャルストーリーズには、いくつかのガイドラインがあり、子どもの心に寄り添いながら、内容を肯定的に意味のわかりやすい表現を使って伝えながら、安心を提供するものでなければならないとされています。(コンブリオでは、グループのコミュニケーション指導の中で、自己肯定感に結ぶつくポジティブな思考へのステップに使用しています。)

また、ソーシャルストーリーは基本的に視覚情報として使用しますが、日常的な話し言葉にも応用できます。


今回は、ワークショップですので、ソーシャルストーリーズを使って、お子様に安心を提供するポイントをお伝えしながら、実際に自他の感じ方の違いなどを発見していただいたり、短いソーシャルストーリーを作ってみたりしながら、楽しく進めていきたいと思っています。

文章が苦手な方も、簡単な短い文章で表現しますので、ご安心くださいね。
お子様とのコミュニケーションで、安心を与えるヒントとして、ご活用いただけるような内容です。


コミュニケーションサポートは、まだまだ始まったばかりですので、初めての方もお気軽にお問い合わせください。
お申し込みお待ちしております。

日 時 2011年3月5日() 10:00~12:00
会 場 下井草会議室 洋室2(井草区民事務所2階)
                 杉並区下井草4-30-2
会 費 無料
対 象 発達障害やその傾向があるお子さんの保護者の方
会場地図 井草区民事務所2階(杉並区下井草4-30-2) 下井草会議室

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2011年1月27日木曜日

第3回 ~親のこころのたどり着くところ〜 報告

母と子のコミュニケーションサポート第3回「親のこころのたどり着くところ」が無事終了いたしました。

今回は、発達障害児の子育て体験談を交えながら、親のこころが子どもの成長を通してどう変化していったかなどをお話させていただきました。
コンブリオから最も伝えたかったメッセージは、お母様自身が『自分を責めない』ということです。
発達障害は育て方の問題ではないと頭でわかっていても、なかなか実生活の中においては難しいものです。
より深い理解のもと、実践していただける様になることを願っています。

そして、今回の話題は、発達障害の子どもにとっての良い環境ってなんだろうというところにたどりつきました。
教育環境においては、普通学級と特別支援学級の中間に位置する学級など、また社会的には、発達障害の子ども達が、社会の中で色眼鏡で見られないで、個性として当たり前に受け止められることが上げられました。
社会のあり方や教育に及ぶ、前向きな交流となりました。

コンブリオでは、社会の枠がひとまわり大きくなって、発達障害が一つの個性として、受け止められる日が来るように活動を続けていきます。こういったご意見をうかがえるような機会もまた企画していきたいと思いますので、ご興味のある方は、ぜひご参加ください。

ご参加いただきました皆様ありがとうございまいた。

2011年1月10日月曜日

~親のこころのたどり着くところ〜 実施のご案内

クリックで拡大します
第3回 母と子のコミュニケーションサポートのお知らせです。

今回のテーマは、「親の心のたどり着くところ」です。

急遽、ご要望にお答えして、2月に予定されている「ソーシャルストーリー」に先駆けて実施いたします。

発達障害とかかわる親子の皆さんが、少しでも楽に毎日を過ごせるように、子ども心や、親子を取り巻く周囲との関係など、いくつかのポイントを、発達障害児の子育て体験を含めながらご紹介します。


会の後半、参加された皆さんの交流会を設ける予定です。発達障害についての視野を広げながら、皆さんで語りあってみましょう。


初めての方もお気軽にお問い合わせください。
お申し込みお待ちしております。


会場地図 井草区民事務所2階(杉並区下井草4-30-2) 下井草会議室

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2010年12月20日月曜日

第2回「子どもの学習パターンを見てみましょう」報告

母と子のコミュニケーションサポート事業 第2回「子どもの学習パターンを見てみましょう」が無事終了いたしました。

会の前半にお話させていただきましたようなお子様の学習パターンを発見して、ご家庭での学習指導のヒントにしていただき、何よりも親子で楽しく取り組んでいただけると大変嬉しく思います。

会の後半30分程度は、ご参加いただきました皆様の交流会を設けました。
いろいろなお話をして頂きましたが、多くの皆さんがとても学校との関係が良いことに驚きました。
(数ある相談の中でも、学校との関係がうまくいかないケースが沢山ある現状の中!!)
秘訣はと言うと、両方の立場をわかる学校側の誰か(今回お聞きしたのは通級でお世話になった先生)に相談して学校側と良い関係を築いていることだそうです。
そして『お母様一人で頑張らないことも大切』というのも共通意見でした。

学校の環境によって違いはあるかと思いますか、担任の先生や特別支援教育コディネーターの先生、又は副校長先生、校長先生など、時には保健室(養護)の先生が相談に乗って頂けるケースもあります。
お母様一人で頑張らないで、周囲の方々を信頼して、心に余裕を持ってお子様と向き合えることで、自然に良い方向に向かっていくケースがほとんどです。

次回は、2月「ソーシャルストーリーとその活用方法」を予定しております。
目に見えない社会ルールを、その子だけの短いストーリーにして伝えていく方法です。
ソーシャルストーリについてはこちらをご覧ください。

師走のお忙しい中、ご参加いただきました皆様ありがとうございました。

2010年12月18日土曜日

第2回 母と子のコミュニケーションサポート事業

「子どもの学習パターンを見てみましょう」

日時 2010年12月20日(月) 10:00~12:00
会場 井草区民事務所2階(杉並区下井草4-30-2) 下井草会議室 洋室2
会費 無料
対象 発達障害のあるお子さんの保護者
定員 10名
申込 12月13日(月)より お電話にて

詳しくは、こちらをご覧いただくか、
コンブリオまでお問い合わせください。


多くのご相談の中でよく聞かれた
「子どもの宿題見ていると、けんかになるんです」
「小学校とはいえ、もう教えるには…」
「何を教えたら、(子どもが)分かるのか大人も検討がつかなくて」などなど、
お子さんの学びの特性についての理解や日頃の親子理解に加えて、
学習について親御さんが悩んでいらっしゃることを伺ってきたからです。

実は、そんなに難しく考えなくてもいいんだ…
そんなポイントがあるんだ…
と、感じてもらえるような会にしようと思っています。